箱根や湯河原のお店を訪ねると、いつも思うことがあります。料理も温泉も景色も一級品なのに、メニューや館内案内が「もったいない」お店がとても多いんです。
こんにちは、小田原のデザイン会社・桃秀デザインの長久保です。県西エリアが地元なので、箱根・湯河原へは打ち合わせに直接伺えます。今回は観光地のお店ならではの、メニュー・パンフレットづくりのお話です。
観光地のデザインは「読ませる」より「迷わせない」
観光で来るお客様は、初めての場所で、限られた時間の中にいます。じっくり読んではくれません。だから観光地の印刷物でいちばん大事なのは、きれいさよりも迷わせないこと。
「何が名物か」「いくらか」「どう頼むのか」。この3つが一瞬で分かるだけで、注文も客単価も変わります。逆に、情報を詰め込んだメニューほど、選べなくて無難なものに流れてしまうんです。
外国人のお客様がつまずく3つのポイント
インバウンドのお客様が増えた今、店先でよく見かけるつまずきは次の3つです。
- 写真がない…文字だけの日本語メニューは、外国人のお客様には暗号です。指差しで注文できる写真が一番の通訳になります
- 英語がない、または機械翻訳のまま…「Osusume」「Kama-meshi」だけでは伝わりません。かといって直訳英語は誤解のもと。短くても正確な一言が要ります
- 価格と支払い方法が分かりにくい…税込かどうか、カードが使えるか。ここが曖昧だと、入店そのものをためらわれます
実は私は、外国人向けの書道体験も主催しています。海外のお客様と直接やり取りする中で「どこで戸惑うのか」を日々見ているので、この3つは断言できます。
メニュー・館内案内で今日から直せること
デザインを頼む前に、今あるものでも改善できることがあります。
- 名物・おすすめを3つまでに絞って大きく載せる(全部推すと何も伝わりません)
- 写真は「寄り」で1品ずつ。集合写真より、湯気の伝わる1枚
- 英語は品名+ひとこと説明まで。「Grilled local fish / 相模湾の地魚」のように併記
- 館内案内は文字よりピクトグラムと矢印。お風呂・食事処・Wi-Fiは絵で示す
このあたりを整えるだけでも、お客様の動きは変わります。そのうえで「お店の格に合う見た目」に仕上げるのが、私たちデザイナーの仕事です。
筆文字×英語表記という「和」の見せ方
箱根・湯河原のお店には、和の風格がよく似合います。そこでおすすめしているのが、書道師範の筆文字と、読みやすい英語表記の組み合わせです。
看板や品書きの題字は本物の筆文字で「和」の空気をつくり、そのすぐ横に整理された英語を添える。日本らしさを求めて来た海外のお客様にとって、これは「雰囲気」と「安心」の両取りになります。私はデザイナーであると同時に書道師範なので、筆文字からレイアウトまで一人で一貫してお作りできます。既製の筆文字フォントとの違いは、ぜひ筆文字・書道のページでご覧ください。
箱根・湯河原へは直接伺います
桃秀デザインは小田原のデザイン会社です。箱根町・湯河原町・真鶴町を含む神奈川県西の2市8町へは、直接お伺いして打ち合わせができます。お店や館内を実際に拝見してからご提案できるのは、地元デザイナーならでは。
メニュー・館内案内・パンフレットのご相談はパンフレット・会社案内のページと料金表をどうぞ。
まとめ:良いお店ほど、印刷物で損をしないでほしい
観光地の印刷物は「迷わせない」が第一。写真・正確な英語・分かりやすい価格の3点がそろえば、外国人のお客様への接客はぐっと楽になります。そして和の見せ方は、筆文字の出番です。
相談・お見積もりは無料です。「今のメニューを見てほしい」だけでも歓迎ですので、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。